2021年度の賃貸住宅完工戸数と土地活用需要について
2021年度の賃貸住宅完工数はどうだったのか
2020年度と比較して2021年度の賃貸住宅完工数は横ばいだったようです。
当然、完工数は大幅に増加したという企業もあれば、大幅に減少したという企業もあります。
完工数の増加理由と減少理由を参考として記載します。
(参照:全国賃貸住宅新聞【建築ランキング2022】116社から有効回答、完工戸数横ばい36%)
賃貸住宅の完工数が増加した理由とは
- マンションの管理会社との提携
- 営業体制の強化
- リピーターの獲得
実際にお客様に建物を気に入っていただいて建築するわけですから、リピーターになってもらえるお客様を増やすことが企業にとっても営業マンにとっても至上命題だと思います。
賃貸住宅の完工数が減少した理由とは
- 新型コロナウイルスの影響で投資を控えるお客様が多い傾向にあった
- 土地の高騰により適地となる企画計画案が少なかった
- 融資環境が厳しい
福岡市内は土地の高騰が続いていますから、土地を購入してから建物を建てると利回りが低くなってしまいます。
また、ここ最近は金融機関が大変ストレスをかけて事業性を見ますので、多額の自己資金が必要になるケースが多いです。
賃貸住宅建築のうち土地活用の割合はどうなのか
賃貸住宅建築のうち約67%が土地活用だったようです。
2020年度からもその数は上昇しており、土地活用の根強い需要を感じます。
使っていない遊休地や空き家等を所有している方は多くいらっしゃいます。
相続したまま使う予定もなくそのまま放置しているケースも多いです。
高齢化や空き家問題が続いている日本では、今後ますます土地活用の需要は増えるでしょう。
まとめ
土地活用といっても、一つの不動産投資の方法ですから、所有している土地によっては不動産の組み換えを検討してもいいかもしれません。
銀行からお金を借りてアパートを建築したはいいものの、10年後20年後には賃料の下落や空室が目立ち、銀行の返済もままならないといった失敗例も多く聞きます。
土地に合う活用方法をしっかり検討することが非常に重要ですから、皆さんが所有している土地活用についてのご相談やお困りごとなどお気軽にご相談ください!
ライター:森田 貴大 AM事業部
「素直な心と真摯な対応」
不動産の投資コンサルをメインに、土地活用のご提案として『戸建賃貸エクリュ』の建築に携わっております。
CPM(不動産経営管理士)の理論を基に投資分析を行い、資産運用のお手伝いをいたします。
また、『戸建賃貸エクリュ』だけでなく、お客様の大切な資産である土地を、どう活用していくことが最善なのかを提案いたします。
資産運用や土地活用だけでなく、不動産に関するお困りごとがあれば、是非是非お気軽にご相談ください。
「所持資格」
CPM®(公認不動産経営管理士)/宅地建物取引士