IREMのNOI率調査について
皆さんこんにちは。
突然ですが、皆さまはIREM JAPANをご存知でしょうか。
この団体は日本において、倫理的でスキルのある不動産経営管理士の育成を目的とした協会です。
IREM JAPANは当初JREMとして、IREM(全米不動産管理協会)の教育制度の、日本への導入することを目的として設立されました。
IREM JAPANはIREMの日本支部ではありますが、単純にIREMの教育を行うだけの協会ではありません。
CPMの教育課程を基本とし、さらにCPMを取得した人がビジネスで成功して頂くために、最大限のお手伝いをさせて頂くことを常に念頭に置いた協会なのです。
なぜ、この話をさせていた頂こうと思ったかと言いますと、弊社も現在5名のCPMの取得者が在籍し、管理、売買含め多くの業務に対する知識はもちろんの事、成功を収める事のできる姿勢を惜しみなく学んでおります。
また、以前ご紹介させていただいた弊社のネットワークパートナーも、IREM JAPANの団体に多く入っています。
実はこのIREM JAPANは、CPMの取得を推進することはもちろんですが、NOI率調査というものをやっています。
全国の賃貸物件所有者及び管理会社を対象として、営業純利益を算出します。
そうして、不動産物件の収入を測る尺度となる「NOI率」を把握するとともに、普及するための基礎資料となる目的の調査です。
皆さまが、『戸建賃貸エクリュ』に興味を持っていただき、不動産経営を行うっていく際にも、大変参考になる資料だと思います。
そこで今回は、その調査を基にした、運営費率についてをご紹介いたします。
運営率
運営費率 = 運営費 ÷ 潜在総収入
つまり、メンテナンスやランニングコストなどの運営費が掛かればかかるほど、運営費率は高くなってくるのです。
このグラフで見て頂きたいのは、やはり戸建の運営費率です。
20%以上の運営費率がないことが分かります。
もちろん『戸建賃貸エクリュ』もそうですが、集合住宅にあるようなエレベーターやオートロック、共用廊下、ホールなどの共用電気や清掃代がかかりません。
入居者は自宅感覚で普段のお手入れを自ら行っていただけますので、オーナー様のランニングコストがかなり軽減されます。
実際に、こうしてNOI調査で数字やグラフになると、不動産投資で戸建を考えていらっしゃる方にとっても、安心できる材料なのではないでしょうか?
次回もNOI調査を基に情報をお伝えしていきます。
ご参考にして頂きますと幸いです。
ライター:森田 貴大 AM事業部
「素直な心と真摯な対応」
不動産の投資コンサルをメインに、土地活用のご提案として『戸建賃貸エクリュ』の建築に携わっております。
CPM(不動産経営管理士)の理論を基に投資分析を行い、資産運用のお手伝いをいたします。
また、『戸建賃貸エクリュ』だけでなく、お客様の大切な資産である土地を、どう活用していくことが最善なのかを提案いたします。
資産運用や土地活用だけでなく、不動産に関するお困りごとがあれば、是非是非お気軽にご相談ください。
「所持資格」
CPM®(公認不動産経営管理士)/宅地建物取引士