ある打ち合わせ時の1コマ
先日、関係業者さんを呼んで納まりの打ち合わせをしていた時の1コマです。
突然ですが、この金属の部材は何か分かりますか?
正解は「唐草(からくさ)」です。
唐草とは?
→屋根を囲い込む部材で、軒先やケラバなど外周に廻す部材をいいます。
軒先などの部分が風などで剥がされたりすることを防いだり、屋根からの雨水の水切れをよくしたりするものです。
エクリュでいうと、下の画像の部分になります。
今回は今までと少し違う納まりを考えており、板金業者さんが試作してきてくれました。
実物を見ると非常に分かりやすく、打ち合わせしやすいですね。
普段、誰からも気付かれる事の無い影の薄い部材ですが、雨対策の重要な役割を担っているのです。
また、大きさや色・形状によって建物のデザインにも影響を与えるあなどれない相手、それが「唐草」なのです。