『戸建賃貸エクリュ』アパートプロジェクト①

全国各地で例年にない寒波に見舞われ寒い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて今回は『戸建賃貸エクリュ』の話ではなく、現在進めている弊社の企画したアパート建築について書いてみたいと思います。

昨年から進めていたこのアパートプロジェクト。

場所は福岡市中央区地行というところで、地下鉄空港線【唐人町駅】と【西新駅】のちょうど中間あたりにあります。

この【地行】という地域ですが、約40年位前までは海に面する町でした。

しかし1989年に開催されたアジア太平洋博覧会(ヨカトピア)を行うために、1982年から数年掛けて埋め立てられました。

海に面していた場所は、今はヨカトピア通りという道路となり当時の名残を残しています。

この埋め立てて造られた地域はアジア太平洋博覧会開催後、ソフトバンクホークスの本拠地ヤフオクドームや福岡タワー、その他様々な法人施設や分譲マンション等が立ち並ぶ地域となりました。

ヤフオクドーム前に以前あった「ホークスタウン跡地」に現在建築中の大型商業施設「MARK IS」。

物販・飲食・店舗が約150から200店舗入る施設が建築中で、合わせて地上28階建ての分譲タワーマンション2棟(総戸数578戸)も2020年度後半の完成に向け着々と工事が進んでいます。

埋め立て地域の開発に伴ってこの【地行】という地域も様変わりし、分譲マンションや賃貸用のマンション、住宅等が新築されて、現在は福岡市内の中でも人気の地域の一つとなっています。

今から20年位前まではまだ古いアパートや戸建てが沢山ありましたが、今ではこのような街の様子となっています。

高層のタワーマンションやショッピング施設も完成し、10年20年前と比べ雰囲気が一変しました。

現在も大型分譲マンションの建設中で、この地域は今も進化を続けています。

しかし町の中を歩いて奥に進むと、昔のままの姿を残す区域もあります。

この辺りももしかしたら数年後再開発されてしまうのかもしれません。

今進めているアパートプロジェクトは、古くからの町並みが残るこの一角で進めています。

対象地の面積は87.83㎡(26.56坪)と非常に狭い土地ではありますが、弊社のスタッフと何度も打合せを行いました。

ターゲットやその地域のニーズはどのようなものがあるかを考え、何を建てるべきか試行錯誤を繰り返し、土地を購入して頂いたオーナーへ計画を提案し現在に至ります。

昨年の今頃から計画し、途中想定外のいろんな諸問題が発生し着工に至るまで長い時間を要してしまいましたが、年を越してようやく着工を迎えることが出来ました。

建築するに至るまで、どんな問題が発生し対処していったのかという苦労話は、また別の機会にお話ししたいと思います!笑

まず古家の解体です。

昨年の11/末に約1週間掛けて、古家を解体。

そして先日2/5(月)から本格的に建築工事に着手。近隣に気を遣いながら現在基礎工事中です。

2/5(月)からの1週間は、福岡でも日中でも氷点下の日が続き、雪もちらつく中での作業でしたので現場の方には大変御苦労をお掛けしました。

そして週末の2/9(金)基礎工事もここまで進み今週の工程は無事終了しました。

対象地そばにあるこの場所で「工事が無事完了することと、満室になるように」とスタッフ皆で毎日祈っています。

ようやく進みだした【地行アパートプロジェクト】ですが、まだまだ気が抜けません。

現場の進捗についてはまたここに記していきたいと思います。

また、土地活用の悩みや、賃貸経営でのご相談などございましたら、お気軽にご連絡のほどお願い致します。