『戸建賃貸エクリュ』工法について
皆さんこんにちは。
昨年末、12月28日の20時頃に、福岡では震度3弱の地震が起きました。
また、震度6弱を計測した2005年の3月20日、10時頃に起きた福岡県西方沖地震は、2016年の今でも最近のように思います。
そこまで揺れが無くても、命の危機を感じさせるのが地震です。
揺れの強さや家の耐震性によっては、崩壊する可能性もゼロではありません。
地震もそうですが、様々な自然災害から守ってくれる家を建てたいと、誰しもが思っていることではないでしょうか?
そこで今回は、『戸建賃貸エクリュ』の工法についてお伝えすると同時に、様々な工法やそのメリット・デメリットなどについてお話しします。
目次
工法とは
工法というのは、建物を建てる際の工事の方法のことを言います。
主に、日本で主流とされているのは、この3工法です。
- 木造軸組工法
- 2×4工法
- プレハブ工法
それぞれの工法には個性や特徴があります。
もちろん、工法の違いで大きな差が生まれるということはありませんが、
皆さまに紹介させていただきます。
木造軸組工法
木造軸組構法とは、建築構造の木構造の構法のひとつです。
日本の伝統的な住まいづくりを引き継ぐもので、「在来工法」とも呼ばれています。
木造軸組構法では、基礎の上に木の土台を置き、柱と梁、筋交いで骨組みをつくり、建物を支えています。
設計自由度が比較的高めの工法です。
メリット
- 木造住宅を手がける建設会社のほとんどが対応できる
- 変更や改造が比較的容易にできる
- 真壁造りにすることにより、木が持っている調湿効果を期待することができる
デメリット
- 見積価格で大工の手間料が大きくなる
- 工期が長くなる
- 出来上がりの善し悪しが大工の技術に左右される
2×4工法
2×4工法とは、木造軸組工法が柱と梁で躯体を支えているのに対して、壁や床・天井などの面が躯体を支える箱のような構造をしています。
構造は、釘打ちしてパネルをつくり、床・壁・天井の順に組み立てていきます。
この根太や枠材、垂木などに用いられる製材は主に北米から輸入した物を使い、断面サイズが2×4インチのものが多いので「2×4工法」と呼ばれています。
メリット
- 耐震性が優れている
- 工事期間が短く完成は早い
- 部材相互の密接度が高いので、防火性と断熱性を高めている
- 現場の大工さんに高度な技術が不要で品質が均一でムラが無い
デメリット
- 間取りの変更が困難
- 施行できる建設会社の数が少ない
- 気密性が高いので湿気が抜けず腐食の可能性がある
プレハブ工法
工業製品のように大量生産を目的とした工法です。
工場で大量生産することで精度が高く、施工者の技術に左右されにくいのが特徴です。
在来工法と同じような考え方による構造になっています。
メリット
- 品質が安定している
- 工期が短い
- 費用が安い
デメリット
- 自由度がない
- 耐久性・耐火性があまり高くない
- 増改築などに制限がある
『戸建賃貸エクリュ』の工法
『戸建賃貸エクリュ』は、木造軸組み工法です。
また、柱・梁などの構造体に構造用集成材を使用しています。
構造用集成材とは木材を十分乾燥させ、節や腐れなどの木の欠点を取り除き張り合わせた、強く狂いの少ない工場製品の建材です。
それらの接合部は、断面欠損の少ない「エクリュ金物工法」で固定されるので、長期に渡って高耐久・高精度を保ちます。
木造軸組工法は、柱などをくりぬき、そこに先端を細くした梁を組み合わせるなどするため、木材の欠損部分が大きくなり、地震の揺れなどが心配でしたが、その弱点を改良したのが、「エクリュ金物工法」だと言えます。
是非、参考にしていただいて、工法にも注目してみて下さい。
また、工法にもこだわった『戸建賃貸エクリュ』を味わってみて下さい。
ライター:森田 貴大 AM事業部
「素直な心と真摯な対応」
不動産の投資コンサルをメインに、土地活用のご提案として『戸建賃貸エクリュ』の建築に携わっております。
CPM(不動産経営管理士)の理論を基に投資分析を行い、資産運用のお手伝いをいたします。
また、『戸建賃貸エクリュ』だけでなく、お客様の大切な資産である土地を、どう活用していくことが最善なのかを提案いたします。
資産運用や土地活用だけでなく、不動産に関するお困りごとがあれば、是非是非お気軽にご相談ください。
「所持資格」
CPM®(公認不動産経営管理士)/宅地建物取引士