新築工事にかかる内訳費用とは
皆さんこんにちは。
今回は『戸建賃貸エクリュ』を建築時の予算内訳について、皆さまにお伝えしたいと思います。
マイホームを建てるときでもそうですが、家を建てるときには、様々な費用が掛かってきます。
『戸建賃貸エクリュ』を建築する際に、どのような費用が掛かるのかご紹介します。
標準建築工事費
こちらは名前の通り建築にかかる費用ですが、その中には、もちろん材料費や機械費などが含まれます。
仮設工事から基礎工事・木工事など、家づくりにおいて、最も大きい費用だと言えます。
建物外標準工事費
給排水工事
給排水工事とは水道メーターや公共マスから、家の内部まで配管する工事を言います。
しかし、公共下水道などが完備されていない場合、水洗トイレ等を使用するとなると、浄化槽が必要となり、その設置、工事費が掛かってきます。
外構工事
外構工事とは、駐車・駐輪スペースの土間コンクリート打設や、アプローチ前のタイル、石貼り、境界部分や門塀・袖壁のブロック組積み、左官工事などです。
標準外追加工事費
地盤改良工事
地盤改良工事とは、地盤調査を行った後、地盤が軟弱であり、補強が必要と判断された場合の補強工事になります。
地盤の状態により、固い地盤に達するまで深く杭を打つ工事などを行います。
最近何かと問題が取り上げられている地盤調査。
家を建てる際に地盤調査は必ず必要な費用でもあります。
外構追加工事
外構追加工事とは、二つ目で挙げた工事以外で、玄関へのアプローチや飛び石や砂利敷きなど、お客様の希望によるオプション工事となります。
造成工事
造成工事とは、敷地に高低差がある場合の擁壁をつくるための費用や、整地をするための費用になります。
簡単に言えば、土地を宅地にするために土地の形質を変更することで、低い土地に土を盛ったり、がけ地を切り崩したりして、擁壁や道路を造ったりすることを言います。
解体工事
解体工事とは、建て替える場合に必要になり、今まで住んでいた家を解体するための費用です。
足場を組んで建物を解体する工事や、周囲に迷惑をかけないためのシート養生費などが掛かります。
また、家本体以外にも、庭の樹木や塀、カーポートや物置を、移設・処分するための費用も掛かってきます。
その他
その他にも、屋外電気工事やガス工事なども欠かせません。
加えて、先程も挙げました地盤調査費や建築確認申請費用が掛かってきます。
まとめ
以上が工事費と言われるものの説明ですが、皆さまはどう感じられたでしょうか。
家を建てるためにはこれだけの工事が必要なのです。
もちろん、土地や地域によって、プラスα費用が掛かってくる場合もあります。
しかし、長く賃貸経営をやって頂くためには、しっかりとした建物を建てることで、お客さまに喜んでいただけると考えています。
少しでも、ご参考にして頂いて『戸建賃貸エクリュ』の建設を身近に感じて頂けたら嬉しいです。
次回は、諸経費についてお伝えできればと思いますので、是非ご覧下さい。
ライター:森田 貴大 AM事業部
「素直な心と真摯な対応」
不動産の投資コンサルをメインに、土地活用のご提案として『戸建賃貸エクリュ』の建築に携わっております。
CPM(不動産経営管理士)の理論を基に投資分析を行い、資産運用のお手伝いをいたします。
また、『戸建賃貸エクリュ』だけでなく、お客様の大切な資産である土地を、どう活用していくことが最善なのかを提案いたします。
資産運用や土地活用だけでなく、不動産に関するお困りごとがあれば、是非是非お気軽にご相談ください。
「所持資格」
CPM®(公認不動産経営管理士)/宅地建物取引士